1. プロジェクト概要
- 目的:病院名称の変更に伴い、電子カルテで使用する 100 種類超の Excel 帳票 内にある旧名称をすべて新名称へ置換。
- 成果:専用VBAツールを開発し、
- ファイルを 自動スキャン → 該当セルを判定 → 確認後に一括置換
- 手作業なら数時間かかる工程を30 分以内 で完了。
2.課題・背景
電カルで出力する文書はサーバーに格納されているExcelに項目を反映させ、出力される。
中には病院名が Excel に直接打ち込まれているファイルがあるため、数百個ものExcelデータを開き、一つ一つ変更しなければいけなかった。
3.提案・アプローチ
ツール
Excel+VBA
納品までの流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 要件ヒアリング | 旧名称・新名称の正式表記を確認 対象フォルダアドレス確認 |
| ツール設計・開発 | 再帰処理でサブフォルダ含め全ブックを走査 |
| テスト & 検証 | テスト環境で全帳票を実行 → 置換結果チェック |
| 本番実行 & 引き渡し | 実行前にバックアップ マニュアル&ソース一式を納品 |
4. 成果と効果
| Before | After (本ツール導入) |
|---|---|
| 1 ファイル平均 5 分 × 100 冊 = 約8 時間 | 30 分未満 で完全置換 |
| 入力ミス、見落としの恐れ | 機械的置換によりミス防止 |
4. 当案件のまとめ
- 作業時間を 8 時間 → 30 分 に短縮
既存 Excel 環境に VBA を追加するだけで、人手による検索・置換をほぼゼロに。 - ヒューマンエラーを排除
置換前後ログと自動バックアップを同時生成。万が一の復旧も数クリックで完了。 - 導入コストは実質ゼロ
新規ソフトやアドインは不要。Officeライセンス内で完結。
結果:短期的には名称変更の突発対応を迅速かつ安全に完了。
中長期的には「帳票メンテナンスを自動化する文化」を定着させる第一歩となった。